登記されていないことの証明書

 

前回、「身分証明書」のことについて書きましたが、今回は「登記されていないことの証明書」について。

「身分証明書」は、本籍地の市区町村が発行するものですが、この「登記されていないことの証明書」は東京法務局後見登録課が発行しています。取得するには全国の法務局・地方法務局(本局)の戸籍課の窓口で申請すれば発行してくれます。また、郵送での申請もできますが、この場合には東京法務局後見課だけが取り扱っています。ちなみに、窓口で申請すると「身分証明書」の提示を求められますが、この場合の「身分証明書」は、運転免許証やパスポート等になります。

さて、この「登記されていないことの証明書」は何を証明しているのかといいますと、『成年被後見人、被保佐人等に該当しないこと』を証明してくれます。そうです「破産者」を除いて「身分証明書」と重複しているのです。

だったら「身分証明書」だけあれば良さそうなものですが、実際に色々な許認可申請をしようとすると、大抵の場合両方の添付を求められます。

これは後見登録制度が平成12年4月1日以降に施行されたものであるため、平成12年3月31日以前のことを証明するためには従前の通り、「身分証明書」が必要となるためです。