加害者が任意保険に入っていないとき

自賠責保険は、別名強制保険といわれているくらいですから加入するのが当たり前、加入していなければそもそも運転してはいけないものです。

にもかかわらず、未加入車両が公道を走行している現実があります。

 

 

加入が強制されている自賠責保険ですら未加入車両があるのですから、加入そのものが任意である任意保険ともなればいったいどれくらいの未加入車両が公道を往来しているのでしょうか。

 

下の表は、損害保険料率算出機構から2015年に発表された「自動車保険の概況」です。これによると、大阪府、愛知県の加入率が高く、沖縄県がもっとも低い結果となっています。

 

 

問題なのは、任意保険に加入していない理由が経済的な理由による場合が多いことです。なぜなら、経済的な理由ということは、加害者となったときに支払能力がないという可能性が大きいということになるからです。

いくら裁判に訴えて勝訴したとしても、無い袖は振れぬとばかりに支払ってはくれないことが多いようです。

 

加害者が無保険車だった場合、頼りになるのは自身が加入している人身傷害保険や無保険車傷害特約などになりますが、実際に保険金が支払われるまでには結構時間が掛かる可能性もあるため、保険金が支払われるまでのあいだは治療費などを工面しなければならないこともあります。